この世には偶然があるのか?ー奇跡をキャッチするその2
【子供の頃の穴掘りの思い出】
私はこどもの頃、今は亡き弟と広い庭でよく地面に穴を掘って仲良く遊んでいました。
その頃の古い写真は今でも持っていて、懐かしい思い出の一つとして心が温まる思いで時々見ています。
その白黒の写真では、20~25センチほど地面に掘った穴を”落とし穴”として、家族の誰かが通ると落ちでしまうように、穴の上からわからないように砂をかけて落とし穴を2人仕組んでふざけて遊んでいたんですね。
結局、大人の兄弟たちは、チャンとわかっていてだれも落ちはしませんでしたが、中には落ちたふりをして私と弟を喜ばしてくれた兄弟も入ました。(*^^)
そうして、夕方にまでは母は仕事でいないので、そんなときに一人になって庭が広いので星がいっぱい見えていてそれを一人で眺めていました。
時々笛を吹いたりハーモニカを吹いたり小学校の音楽の本を見て「夜汽車」を歌っていました。
母親が買い物行ったり、仕事に行って帰ってくるまで独りぼっちで結構寂しい思いで
暗くなった夜の星を眺めていたものです。
さて、「人間は誰でも自分の人生にまっしぐらに前進し、スーと成功できればそれでよいのではないか」と考えがちですが、現実には全く何の問題も起きずにストレートで成功する人などいないのではないのでしょか?
【人生劇場に掘らている”落とし穴”】
実は人生上の”落とし穴”はあちこちとたくさん掘られていることが多い筈です。
しかも「ここに落とし穴があるよ!注意しろよ!」なんて事前に教えるわけにはいかないのです。
最初からどこにあるか知っていれば、私の思い出のなかに出てくる兄弟の様に、穴を事前によけて通ることになります。
でも、それでは勉強にならないのですね。
【人生は学校である】
「人生は学校である」という小学校に6年生のころに担任の先生が書かれた色紙のことを思い出しますが、この人生は「魂の学校である」「魂の修行の場である」という見地から、意地悪いかもしれませんがどこに落とし穴があるかを最初からは教えて貰えずで、ちょうと良いようになっているわけです。
必ず人生のどこかで引っかかり、穴に落ちるようにになっているのです。
そのとき、「これは偶然だ」とは思わず、その落とし穴は自分が落とされるように自分の人生の最初から作られていたと考えましょう!
みなさんもこの”落とし穴”に落ちて、尻もちをついて痛い目に合ったなら、私の子供のころの思い出の様に、星がいっぱいある夜空を独りぼっちで寂しく眺めてくださいね。(#^^#)
人生劇場には何度かそのような痛い目に合うことが必要なんですよ、きっと。
【落ちてこそ初めてわかる世界の実相】
その時期を通り越さない限り、「本当の自分の姿」というものは実感できないし、この手痛い経験を通過してこそ「他人の気持ち」も理解できないように仕組まれているんですね。
あるいはもっと広く、「世界の実相」が見えてくるでわけす。
そうしてこの人生上の”落とし穴”に嵌ってしまって出られなくなったら、心細いかもしれませんが、私の子供のころの様に、一人寂しく、夜空にある星を見つめながら開き直って一晩を明かしましょう!(^^♪
その時になって初めて観えてくるものがあるんです。
それは「これまでの自分が、いかに多くの人から様々なものや思いやりを与えられていたか」あるいは「自分がこれまでいかに他の見ず知らずの多くの人から支えられ協力されていたか」、また「自分の自慢話や手柄話が、実は自分の努力だけでは達成できる筈がなかった」ことです。
このことは、人間は孤立無援になって、初めてそして漸く気が付くものなんです!
そうして大きな気持ちになり感謝の感情に涙するとき、初めて神仏や大宇宙に遍満するところの壮大な力と一体になんれるんですね!
これこそ人間的な大人に成長していく過程ー「個の完成」への第一歩なんです。
このことは以前英文でもご紹介しました。
今一度念のためごご紹介しておきますので、是非何度も読んで御自分の物にしてくださいね。
ここは本当に重要なので参考までに、今一度こんどは小刻みにした英文も書いておきます。
「Strange is our situation here upon earth.
Each of us comes for a short visit,
not knowing why,yet sometimes seeming to find a purpose.
[ この地上に人々が生きていることは実に不思議です。
我々の各々は、
なぜここにいるのかが分からまま、
それでも時にはここにいる目的がわかったような気になりながら
一瞬の人生をこの世で終える]
「From the standpoint of daily life,however,
there is one thing we do know :
that man is herefor those upon whose smile and well-being our own happiness depends,
and
also for the countless unknown souls with whose fate we are connected by a bond of sympathy.」
[でも、日常生活の眼で見て,私たちにもはっきりしていることがひとつだけある。
人間がこの世に存在しているのは、我々以外の人々のため、就中、家族のため、
そしてまた、共感という絆によって我々自身の運命が繋がっている
見知らぬ多くの人々のためであるということ。]
Many times a day
I realize
how much my own life is build upon the labors of my fellow-men,
and
how earnestly I must endeavor to give in return as much as I have received.
[私は私自身の生活のどれだけ多くを、
これら見知らぬ人々からの労働から成り立っているのか
そしてまた、私がこれらの人々から生まれてこれまで受けてきた数々の恩恵と等しいものを返すための努力をしていかなければいけないかを漸く悟るにいたり、」
「My peace of mind is often troubled by the depressing sense
that I have borrowed too heavily from the work of other men.
[他人の労働から借りばかりを作ってはそれを貪っているという憂鬱な想いに
日に何度となく私の平安な心は悩まされてれ続けている]
(以上翻訳は筆者) 次回はまたこの続きの最終回を書きます。
【今日の贈る言葉】
「心を冷静に保ち、自分の人生をつらぬいている
明確なパターンを見出しましょう!
そして行動のパターンを見直し
反省し行動のパターンを正しい方向へ変換していきましょう!
何事も偶然はないのですから」
【希望を込めて】
できる限りあなたの視野を高く保ちましょう!
高ければ高いほどいいんです!
あなたの人生ですばらしい出来事が起こることを信じ、
あなたが本心から望んでいる事柄が成就し、
長年培ってきた、苦労に苦労を重ねた、失敗に失敗の連続だった
周りの人々からも蔑視され・嘲笑されていた、
誰がどう考えても、実現不可能と思われていた
あなたの今世での、最高のドリームが実現することを期待しましょう!
いつかそのうちではなく、このただ今に起こることをです。
時間がかかる場合は努力をつづけましょう!
あなたにとって 大きすぎたり、素晴らしすぎることは何事もないと悟りましょう!
そう信じ切るものには 最悪のこと起こっても、物事自体は絶対に、
あなたをぶちのめしたりはできないし、障害にはなりえません」。
(完全に枯れて染んでいた我が家の紫陽花に冬中残飯や食器洗いの残り水を毎日毎日、与え続けたら、今日もまた一つの新しい花が咲き始めようとしています。嬉しすぎて毎回載せています!)(^^♪
【努力は運命を変える】
◎努力することで人生が変わっていく。
「必ず運が良くなる!!夢は絶対成就する!!」
8月というのに、まだすっきりしない、とても蒸し暑い天気ですが、
読者のみまさま、どうぞ「不動心」でお過ごしくださいね!」
明日も、愛と笑顔で、素晴らしい一日を送りましょう!
台風はなんとか立ち去りました。
今日は長崎の原爆記念日ですね。
犠牲になられた多くの人々のご冥福をお祈り申し上げます!
また今も尚、後遺症に悩まれ続いている多くの被爆された方のご回復を願っています。
いま緊迫している地震の恐れや異常気象からくる食糧や経済難や人間的軋轢、
そして何よりも核兵器で人類が滅ぶことの無い様に祈るばかりです!