愛を与えることの大切さー今更ながら気が付いたこと!
みなさん今晩は!
今日は私のピアノコンサートの動機となったある出来事を書きます。
そもそも私のコンサートの最初のきっかけけは、今からもう数十年前にベルギーに留学したことから始まりました。
ベルギーのアントワープ音楽院に留学中、市内にある小学校での、ささやかなクリスマスコンサートが始まりだったのです。
コンサートと言うのも憚られるくらいの学校の音楽室での、その学校の生徒である子供たちを相手にした、言わば
「日本人青年のソロのピアノ会」と行った方が適当かもしれないくらいのプチコンサートでした。
それでも人数にして40~50人くらいはいたと思います。
その可愛らし子供達をゲストとしたコンサートで、いつもこのブログに掲載している「エオリアンハープ」を弾いたことを今でもはっきりと覚えています。
そうして他の商品と確か日本の曲を弾き終えて、無事にコンサートが終わり、そこの小学校の音楽の老男性の先生から、そして子供達からも演奏が終わった後、盛んな拍手をもらったことを今でもはっきり覚えています。
それ以前もそれ以来も、あちこちで、ずっとこの曲を弾き続けてきました。
その当時、ベルギーは国全体が経済危機に陥っていて、日本人である私などは、いろいろ差別的な扱いも受けてきました。
市電のドアとドアの間に、電車の運転手から、わざと体を挟まれたりしたことも覚えています。
ここに書くのは躊躇う程の酷い目にも合ったこともありました。
その一方で、ブリュッセルではアントワープ音楽院の学生の紹介であたたかく日本人である私を家庭に3か月以上も滞在させて頂いた男性の老人のことも思い出します。
その当時、世界三大ピアノコンクールの一つである「エリザベート王妃国際コンクールのピアノ部門を受ける受ける予定で準備をしていたのです。
留学初めの頃、アントワープ王立音楽院の近くにある、ある家庭で、最初に、挨拶代わりに、この曲弾き、そこの大黒柱であるご家庭のお父さんがご馳走しを出してくれたり、ほんのささやかな家庭演奏会を開かせてくれたりしたこともありました。
そうして国際ピアノコンクールを受けるというのにピアノが全く無く、練習ができない私を、少しでもピアノが弾けるように、食事も含めてヘルプしてくださったその実業家の方のことも覚えています。
そうして、それから歳月が流れ、スイスのチューリッヒから電車で2~3時間かかるある
村の教会で私の最初のコンサートは始まりました。
次回へ続く。
今年も愈々12月23日(土)&24日(日)の午後2時15分~午後4時つかしんクリスマスホームピアノコンサートが近づきてきました。
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さてさてここでコンサートのご招待のお知らせです。
無料ご招待です。
どうぞご遠慮なくコメント欄からお申し込みください!
なお先着5名様までとします。
次回のつかしんクリスマスピアノホームコンサートの
演奏曲目が決まりましたのでお知らせします!
☆演奏曲目
◎「シェルブールの雨傘」
◎ドビッシー「月の光」「アラベスク1番」
◎チャイコフスキー四季より『トロイカ」
◎リスト:「ラ・カンパネラ」
◎ラベル:「水の戯れ」
◎ショパン:「子犬のワルツ」「幻想即興曲」「舟歌」
◎ブラームス間奏曲作品118の2番
◎ベートーヴェン「悲愴ソナタ第2楽章」
◎バッハ ☆パルティータ1番&3番『全曲』
☆アンナ・マグダレーナの為のクラビア曲集より「メヌエット」
☆平均律クラビア曲集2巻の14番 プレリュードとフーガ
◎(歌のコーナー)
「バッハ・グノー編曲の『アベマリア』&カッチーの『アベマリア』
◎「生きる」谷川俊太郎 詩の朗読
◎ショパン『エオリアンハープ」
(曲目変更する場合もあります。)
さてさて、ここでクリスマスコンサートへのご招待!!
☆つかしんホームクリスアスピアノコンサートへの特別無料招待のお知らせです!
12月23日【土】祝日&24(日) PM2:30~4時:30
「生きていく力・命の尊さ・優しさ」を育む感動と愛のコンサートです!
JR猪名寺駅 阪急稲野駅、阪急塚口駅より徒歩10分少々です。
阪急バスつかしん前下車7分です。
★詳しい地図はお申込みされた個別にお知らせします。
今回は昨日に引き続き
このブログをご覧のみなさまに、今回ブログのみなさまを特別ご招待として
私のコンサートにお申し込み者全員を無料ご招待させていただきます。
お近くの方は勿論、遠くからでも行ってみたい方はどうぞコメント欄から
お申し込みください。
(先着5名様まで。)
私の演奏動画でみなさんの心が少しでも明るくなりますように!
(自作動画)
【生きているということ】
生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと
・・・・・・・・
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまが過ぎてゆくこと
生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりは這うということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ
「生きる」谷川俊太郎 より一部引用
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