心のコントロール　優れた人生観の持ち方についてー「与えるは受けるよりも幸いなり」

【優れた人生観を持つことの大切さ】

前回、優れた人生観をもつことについて少しふれました。

自分の心を思うように統制していくためには心のコントロールの仕方を学ぶ必要があります。

自分の歪んだ心を正常な状態に戻すには優れた人生観を学び探求し研究していくことが大切です。

これからその症例をシリーズで２０例以上をパターン化して、具体的な処方箋を

書いていきます。

よくある症例や病例を観察し、その最悪の状態から立ち直るためには

どうすればいいかのを自分のものにしていく方法をしっかり確立していきましょう。

この記事を参考にし、繰り返しよく読み改善方法を自分の物にしていってください。

必ず生活の中で何かしらの変化が起こる筈です。

日々の生活のなかで自分のものとして記事を実践していってください。

不幸からいつの間にか離れていくことになるでしょう。

そうして、よくある不幸を分類して書いていきますので

「この例に自分は入っているな」とか「この例に入りそうだな」と思ったときはすぐに心を点検してください。

それではまず、その例を実践する前に大切な心の状態を挙げておきます。

【不幸から離れるための大切な四つの心の状態とは？】

幸福の状態というのはある種の心象がイメージ化された光景なので

そのイメージがどのように変化し展開していくかによって現実になっていきます。

自分の今ある不幸の状態から離れ幸福の実現していくには特に以下の３要素が大切になってきます。

①他人の素晴らしさが感じられること。

　他人のあらさがしばかりして幸福になれないことは前回も書きました。

他人が素晴らしく見える状態は、つまり自分が素晴らしい人であることです。

他人の欠点ばかり見えてしょうがない状態ではとても自分の幸せは実現しがたいでしょう。

②毎日元気で気力・体力が漲っている状態であること。

やはり年をとっても基本は健康です。

体に活力がありエネルギッシュでバイタリティに溢れていることは何よりも大切です。

若いサラリーマンのかたが多いこのブログの度読者の方々にとっては勿論、余命いくばくかの高齢者にの方にも

私はこのブログのテーマを「健康」に設定して、日々栄養のことをも書いています。

時間もお金も、人間関係もそれぞれ大変大切ですがこの健康なくして将来はあり得ません。

　　　　　　　　　【未来とは健康】

まさに「未来とは健康」です。

年をとって病気になる前に大切な栄養関連の記事も載せています。

そして、譬え大病をし不治に陥って絶望的な状態であってもその絶望の状態から回復できるように

「我が家の紫陽花」の写真を毎回掲載しています。

カラ元気ではなく、心の奥底からバイタリティーがどんどん涌いてくるように活力を維持できないと

仕事の維持も覚束ないでしょう。

「何をしても成功しない、何をして面白くない、何にも興味がわかない、まして、他人のことなど関係ないし感心など全くない」

という状態は怠惰で無気力な日常に陥っているのです。

これから最低でも数十年はこの活力ある健康で元気いっぱいの状態を維持できるように工夫していきまししょう！

③朝起きた時「今日も素晴らしい一日になりそうだ！」と思える。

三つ目は朝の心の状態がとても大切です。

朝起きた時に「人生はとっても素晴らしい！」「これから素晴らしく幸せな一日が

始まるんだ」と思えるかどうかです。みなさん、自問自答してみてはいかがですか？

今日の一日を素晴らしいものにするぞ！素晴らしくできるぞ～！」

と思えるようになれば、もうネクラからは離れていいますよ！(^^♪

④自分の生き方が自分のためだけではなく、周りの人々の幸せに繋がっているかどうか。

聖書にも「与えるは受けるよりも幸いなり」という箴言がありますね。

　　　　　「It is more blessed to give than to receive.」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　という英語もあります。

「自分が人に何かを与えることのほうが、人から自分が何かを受け取るよりも幸福を感じるものである」という言葉の意味でしょう。

これは、要するに、霊的に観て、『この与えた人には光が与えられているー徳を積んだ状態』なのでしょう。

自分のためだけではなく、家族のため、いや家族のためだけではなく、自分が知っているより大勢の人の人々のために、いや、知己の人々のだけではなく、地球上の見知らぬ大勢の人々のために、そしてこの世を去った縁ある人々や、あの世の未知の人々のためにも、ここはとても重要なので参考までに、英文も書いておきます。

「Strange is our situation here upon earth. Each of us comes for a short visit,not knowing why,yet sometimes seeming to find a purpose.

[ この地上に人々が生きていることはたいへん不思議な状態です。我々の各々は、なぜここにいるのかが分からまま、それでも時にはここにいる目的がわかったような気になりながら一瞬の人生をこの世で終える]

「From the standpoint of daily life,however,there is one thing we do know :that man is herefor those upon whose smile and well-being our own happiness depends,and also for the countless unknown souls with whose fate we are connected by a bond of sympathy.」

[でも、日常生活の眼で見て,私たちにもはっきりしていることがひとつだけある。
人間がこの世に存在しているのは、我々以外の人々のため、就中、家族のため、そしてまた、共感という絆によって我々自身の運命が繋がっている見知らぬ多くの人々のためであるということ。]

Many times a day I realize how much my own life is build upon the labors of my fellow-men,and how earnestly I must endeavor to give in return as much as I have received.

[私は私自身の生活を、どれだけ多くを、これら見知らぬ人々からの労働から成り立っているのかそしてまた、私がこれらの人々から生まれてこれまで受けてきた数々の恩恵と等しいものを返すための努力をしていかなければいけないかを漸く悟るにいたり、日に何度も」

「My peace of mind is often troubled by the depressing sense that I have borrowed too
heavily from the work of other men.

[他人の労働から借りばかりを作ってはそれを貪っているという憂鬱な想いに日に何度となく私の平安な心は悩まされている]

以上翻訳は筆者です。