油を選ばず摂ると、いったい何が問題なのか?
最近、うちの姉が膵臓の具合が悪くなっていましました。
話を聞くと、油ものが好物の5人の子供がいて、
子供たちのために、毎日天ぷらとか油ものの料理を作っていたのですが、
姉も、残ったものを食べて続けて、気が付くと具合が悪くなったようなのです。
私は、姉に「膵臓が悪い場合は、一切油料理をしないように」。伝えたのです。
思い当たるかのように姉は「そういえば、子供に油料理をよく作って・・」。
といっていたので、油はできるだけ控えて、油料理をする前に。よく調べてから買うほうが良いと伝えました。
でも調べてもよくわかりませんよね。
今回は、そんな油のお話です。
目次
【体内の活性酸素を減らす抗酸化物質のリグナン】
まず、知っておきたいことは、
①人の体は細胞からできていて
その細胞に中には、油の成分である脂質が含まれいるということ。
その脂質が酸化されると、病や老化がおきるんですね。
②この人の体にある脂質を酸化させるものは何か?
これが、いわゆる活性酸素なんです。
活性酸素は、職場での人間関係からくるストレスや
タバコ・お酒の飲みすぎ、また、電子レンジなどか発生する電磁波、
などから生まれます。
③それでこの活性酸素の増加を減らす働きやその作用のことを
抗酸化力と呼んでいます。
④ゴマの原料には、抗酸化作用のあるリグナリンが含まれていて
活性酸素が増加するのを防いでくれるわけ。
⑤また、これも大切なのですが
活性酸素で最もダメージを受けるのは肝臓なんです。
なので、何度も肝臓を守ることの大切さをこのブログでも
書いてきました。
肝細胞が傷つくと、代謝の作用が落ちてしまい、
太りずぎや肌荒れの原因にもなるわけ。
この場合に最も力を発揮するのは何かというとゴマ油のリグナンなんです!
このリグナンの力は、肝細胞中の活性酸素を減少させ、肝機能を正常に保つ
働きがあるんです。
なので、アルコール成分の分解はもちろん、体内の老廃物を体外に出したり
脂肪の燃焼にも一役買うということなのですね。
しかし、だからと言ってゴマ油ばかり摂っているとこれもまた、体にはよくないんですよ!
やタバコ・お酒の飲みすぎ、また、電子レンジなどか発生する電磁波、などから生まれます。
③それでこの活性酸素の増加を減らす働きやその作用のことを抗酸化力と呼んでいます。
④ゴマの原料には、抗酸化作用のあるリグナリンが含まれていて
活性酸素が増加するのを防いでくれるわけ。
⑤また、これも大切なのですが、活性酸素で最もダメージを受けるのは肝臓なんです。
なので、何度も肝臓を守ることの大切さをこのブログでも書いてきました。
肝細胞が傷つくと、代謝の作用が落ちてしまい、太りずぎや肌荒れの原因にもなるわけ。
この場合に最も力を発揮するのは何かというとゴマ油のリグナンなんです!
このリグナンの力は、肝細胞中の活性酸素を減少させ、肝機能を正常に保つ
働きがあるんです。
なので、アルコール成分の分解はもちろん、体内の老廃物を体外に出したり
脂肪の燃焼にも一役買うということなのですね。
しかし、だからと言ってゴマ油ばかり摂っているとこれもまた、体にはよくないんですよ!
【ゴマ油の摂りすぎはなぜいけないの?】
ここは、大変重要でかつ非常に分かり難い、油の成分の登場です。
これは皆さんも、オリーブ油が一番体に良いということは既に
知っていると思います。
でもその理由を尋ねられてキチンと
答えられる人は少数なのではないでしょうか?
【油の成分をわかりやすく説明してほしい!】
所謂、油の成分の出番です。
これ、わけのわからない言葉がいっぱい出てきて
「説明しろ!、理解しろ!」と言われてもなかなか整理できませんよね!
私自身もそうでした。ちんぷんかんぷんでしたよ!
でもなんとか、このたび、やっとわかりやすく整理できましたので、
ここからはゆっくりお読みくださいね。
【大切な油の4つの主な成分の摂り方!】
まずは、以下のことをゆっくりと腑に落としましょう!
a、油はの主な成分は脂肪酸であること。
b,脂肪酸の種類は主に4つに分類されること。
c、その摂取バランスがとても健康に大切であること。
d、4つの摂取バランスが崩れるとかえって体に悪いこと!
【4つの主な油の成分とは?】
大きく分けると次の4つになります。
①バターにある成分の飽和脂肪酸。
②魚の油にあるEPA・DHA、亜麻仁油にあるα―リノレイン酸。
(これらはオメガ3系と呼ばれています。)
④オリーブ油にあるオメガ9系のオレイン酸。
以上①から④へ移行するにしたがって簡単にいうとですが良質になっていきます。
今では、ほとんどの方が油の種類や成分などまったくお構いなしで食事を
していることと思います。
【気にせず油を摂って、いったいなにが問題なのか?】
ズバリ言うと、魚を、あまり現代人は食べなくなったのです。
これは魚を、焼いたり、炊いたり、煮たりすることが、仕事疲れや親の介護、そのほかのストレスで、
みんな億劫になっているのではないかと思われますね。
仕事のある方ほど、外食に頼り、実際あまり料理しませんよね。
油の料理後のあとかた付けも結構大変ですからね!
「メンドクサ~!」ということでしょうね。
となると、魚の油のオメガ3が不足し、
サラダ油またはゴマ油のオメガ6ばかりを摂りすぎている状態になります。。
実は、このオメガ3とオメガ6は体内では作られないので、どうしても食品から取らざるを得ないのです。
でも、現代人の多くは植物油(サラダ油やゴマ油など)を基に作られた加工食品を食べ続けるので、オメガ6を
摂りすぎている状態なんですね。
魚を食べない習慣は抗酸化=抗炎症力のあるオメガ3の摂取不足となり
オメガ6にある酸化=炎症作用とのバランスが崩れてしまっている状態となります。
こうなると、肝細胞にはダメージがおこり、がん、動脈硬化、アレルギーなど、いろいろな病気の原因となってきます。
【なぜいつもゴマ油を摂取するのは体に悪いのか?】
ゴマ油は最初に述べた抗酸化作用のあるリグナンもあるので、体にはよい筈。
しかも、酸化につよく加熱料理にはとても使い勝手がいいのでは。
それでは、なぜ、「いつもゴマ油ばかりを使うのがなぜ危険か?」
ここでゴマ油の成分を見てみましょう!
以下のようになります。
①リノール酸 約44%
②オレイン酸約39%
③飽和脂肪酸15%
④のこりは少々
これを見るとオレイン酸が含まれているので一見よさそうですが残念ながら、
炎症作用のあるオメガ6のリノール酸が最も多いので、こればかりを摂取するのはオメガ3がなく、
バランス不足で危ない状態なのがよくわかると思います。
【米油はどうなの?】
最近、我が家でも米油を使うようになりました。
なんとなくですが、近くのスーパーで見つけ思い切って購入。
少し価格は上がりますが、実際に使用してみて体とてもにいいようです。
残念なことにオメガ3脂肪酸は含まれていません。
でも、オメガ6系と9系のバランスが程よく配合されていて、栄養面と食物ステロールのおかげで
健康面・美容面の両面で優れているので、これから注目されていくオイルではないかと思われます。
因みに主な成分を上げると、
①スーパービタミンE(トコトリエール)
たいへん高い抗酸化作用のある今注目のビタミン。
②ガンマ―リザノール:ポリフェノールの仲間で米ぬかにある成分です。
③食物ステロール:27種類のファストステロールで含有率が他の油と比べてもずば抜けています!
☆癌細胞が増える続けるのを妨げる働きがあり、コレステロールの調整役、また免疫作用を促進し
炎症を抑える働きがあるようで、お勧めです。
この米油についてはのちほど、このブログで詳しく書いていきます。
<まとめ>
◎ゴマ油のリグナンは活性酸素を除去する働きはあるものの
、
脂肪酸がとても多く、過剰摂取はバランスを崩し炎症作用の原因となり病気の引き金になりやすいので、
たまに使用するほうが体に良い。
◎お勧めは、オレイン酸がとても多く含まれているオリーブ油である。
◎米油はオメガ3系は含まれていないが栄養価がとても高く今後注目されるオイルで
個人的にはオリーブオイルよりお勧め!
以上今回は油のお話でしたが、オリーブオイルを米油を交互にとるのもよいかもです。
(*'▽')
やはり、日本で採れた自然のものが最高かな!